やりがいのない「忙しさ」を捨て、「商い」に調和を生む
「顧客セグメントの『その他』について説明がないので、ご教示ください。」というお問い合わせを、メーカー様よりいただきました。
過去記事『顧客PFVのセグメント名、定義、解釈 』にて詳細は記載済みですが、記事の表題からは「顧客ランク」や「年代」の「その他」に関する回答が含まれていることが伝わりにくいかもしれません。
そこで本稿では、ご質問そのものの「その他」に絞った要約を掲載いたします。
ID-POS分析システム「BiZOOPe」において、顧客セグメント(「年代」「ランク」「PFV」など)の分析結果に現れる「その他」セグメントは、主にセグメントの計算タイミング(バッチ処理)と分析対象期間との「ズレ」によって、不可避な形で発生します。
具体的には、以下のようなルールと原因に基づいて「その他」が発生し、集計されます。
顧客セグメントが計算された集計期間と、画面上で分析対象として指定した期間(To側の日付など)にズレがある場合、正しく割り当てられなかった顧客が「その他」に分類されます。
週次の顧客セグメント計算がすでに完了した後に、その該当期間の購買データが後からシステムに投入された場合、そのデータを持つ顧客は「その他」として集計されます。
BiZOOPeの分析では、指定された分析期間の終了日(To側)に最も近い「すでに計算が締まった週」の顧客セグメントが適用されます。
例えば、8つのクラスターに分類する「顧客PFV」であれば、このTo側のタイミングのズレによっていずれのセグメントにも分類できない顧客が、9番目のセグメントとして「その他」に計上されます。
顧客セグメントは、月曜日から日曜日を1週として週に1回計算されています。
そのため、分析時の「その他」セグメントの人数を極力減らしたい(最小化したい)場合は、この計算ロジックに合わせ、分析の集計期間(特にTo側の終了日)を日曜日に設定するよう意識していただくと、「その他」として集計される顧客が少なくなります。