” ニーズが見える ” ID-POS分析
御社(企業)という”売り物”に対して、顧客はどのような価値感、利用メリット認識を持っているでしょうか?
BiZOOPeでは店舗、部門、SKUを問わず、串刺しで分析可能な顧客セグメントとして、顧客PFV※をご用意しています。
そもそもカード会員になった段階で、顧客は御社に少なからず価値を見出している筈です。
潜在的にでも価値を感じていれば、顧客はお金をかけますし(ID金額)、顧客のお金のかけ方には、御社に対する利用メリット認識が現れます。
選択的に利用しているのか(ID回数)?まとめ買い利用しているのか(客点数)?一部の部門に利用メリットを見出しているのか(点単価)?
BiZOOPeでは、顧客の価値観、利用メリット認識の自然な発露である、顧客ごとの利用行動をクラスター分析に掛け、8つの顧客セグメントを生成します。生成された顧客セグメントは、各分析メニューから利用する事が出来ます。
※.PFV(Purchase Feature Value=購買特徴量)
1)まず、顧客理解を深める
顧客PFVは各セグメントに命名して頂かなければ使えません。
年代等、従来の顧客セグメントは一般に、店舗や部門に対する理解を深める為のものでしたが、顧客PFVの命名は逆に、各セグメントの顧客の、利用部門や利用店舗から顧客への理解を深める為のものです。
価値観や世帯等の背景を仮説しながら、全顧客をたった8つのペルソナに抽象化する作業は、御社にとって貴重な財産となる筈です。
(本ページ末尾に本項に関する動画があります。)
尚、顧客PFVのセグメント結果は、グループアンケート等によるペルソナ設定に近似する事が知られています。
2)PFV毎に政策を打つ
ID-POS以前のチェーンストアは、顧客を1つのペルソナとして扱ってきました。
8つとは言え異なるペルソナを認識し、政策を打つ事は、政策の確率を飛躍的に高めます。
特に、MA(Marketing Automation)に向けた第一歩として、店外政策、来店促進政策に有効です。
標準化を行う店舗群の単位を、店舗のPFV構成の類似性に基づき考察する事も出来ます。