棚割の技術と実務

基本的な考え方についてはレイアウトの基礎 に準じますので、そちらをご参照下さい。

ここでは BiZOOPeTapir_MK の分析結果を、棚割ソフトに読み込ませ実際に棚割業務に適用する方法を示します

以下、棚割ソフトとして弊社 棚POWER を例に記します。

分析条件についてはID-POS分析の勘所 に準じます。

何故そうなるかの理由、用語、ロジック等については別途 Tapir_MKによるマーケティングの教科書 をご覧下さい。

Tapir分析結果から棚POWERハイライト分析用のファイルを作成

Tapir_MK の分析結果をEXCEL出力し、棚POWER に読み込ませる図の二つのファイルを作ります。

分析結果

EXCEL出力して加工

seg_fファイル

seg_nファイル

seg_f > seg_n の順に棚POWERでゾーニング

マニュアルハイライト分析中の「棚POWERに登録していないデータで分析する」を参考に、作成したファイルを棚POWERに読み込ます。

まずseg_fから読み込ませ、ゾーニングを行います。

同じセグメントに所属する商品が同じ色で色分けされますので、極力同じ色同士が一箇所に固まるよう商品を移動させます。

次いでseg_nを読み込ませ、同様の操作を行います。

※.ユーザ様による実際の分析結果である為、ぼかしを入れてあります。

このハイライト分析機能は、本用途以外でも色々便利に使える機能ですので、是非使ってみて下さい。

基本は最大パターンを間引きながら、その他のパターンを作って行く

最大パターン採用店が極端に少ない場合や業態的に/エリア的に乖離がある場合を除き、最大パターンで棚割を作成した後、それをベースにその他のパターンを作って行くのが、最も労力の掛からない方法です。

同一用途機能中から顧客の選択範囲を絞って行く形で商品を間引いて行くのですが、間引き方については商品カットの技術と実務 をご参照下さい。

フェイシングについては【参考】SKUとスペースの分配率 が参考になるかもしれません。

以上、棚割の技術と実務についてでした。