売り場利用者の ”ニーズが見える” ID-POS分析
店舗リストを読み込ませても店舗の指定に反映されない原因としては、大きく以下の2つが考えられます。
1)店舗コードだけのリストとなっており、企業コードが設定されていない。
2)頭が0埋めされた店舗コードまたは企業コードの、頭の0が除去されてしまっている。
1)は単にフォーマットの問題ですが、2)はCSVファイルをEXCELで開く事に起因した問題です。
共に一度店舗リストをダウンロードし、実際にその中身を見てみると分かり易いかと思われますので、そのやり方を以降に示します。
どの分析メニューでも構いませんので、分析条件画面の店舗の指定で、図のように数店舗を選択してみて下さい。
画面下部の⇩(下矢印)マークのボタンをクリックする事で、選択した店舗がリストとしてダウンロードされます。
デフォルトのファイル名が「選択コード一覧 .csv」となりますが、EXCEL以外でCSVファイルを開く方法を知らない方は、この拡張子を書き換え「選択コード一覧 .txt」としてダウンロードする事で、テキストファイルとして保存します。
これによってファイルがメモ帳等のテキストエディタで開くようになります。
テキストエディタで開いた例が次の図です。
これによって、企業コードが01である事、店舗コードが頭0埋めの7桁のコードである事が分かります。
このファイルをEXCELで開くと、数値と判断され頭の0が除去されます。
これをそのまま編集/保存すると、CSVファイルは次の図のような形で保存されます。
これが店舗リストが読み込まれない原因です。
CSVファイルをEXCELで編集した際には、ここまでの例の場合、A列の書式を"00"、B列の書式を"0000000"としてから保存するようにして下さい。
企業コード、店舗コードの桁数等の仕様は企業によって異なりますので、書式の設定もまちまちとなります。
ここまでの例のように、一度当該企業の店舗リストをダウンロードしてみる事をお勧めします。