ID-POS意思決定支援クラウドサービスBiZOOPe
ID-POSマーケティング とは?

ID-POSマーケティングとは? マーケット・セグメンテーションとは?

マーケティングとは、新しい策を打ち出す事ではなく、
マーケット・セグメンテーションのメリットを活かすことにある。
                  エリヤフ・ゴールドラット 

1.まず、マーケットとは?

”売り物”利用する事で得られるメリットと、”マーケット参加者” の価値観とが出会う場所 = 接点


POSには”売り物”(商品分類)の側面しか無い為、商品管理でありマーケティングたり得ない。


※.売り手側の”売り物”(企業、店舗群、部門群、SKU群等)の範囲、定義からはじまる

※.リアル店舗における接点は接客、アプリ以外One To One対応不可能な接点が、ほとんど且つ重要な役割を占めている。

2.では、マーケティングとは?

マーケット+ing  =

接点に働きかける事。

3.接点に”働きかける”とは?

接点を商品分類側面からだけで無くマーケット参加者の側面からも分類して扱う事

マーケット・セグメンテーション


マーケット・セグメンテーションによって得られるメリットを企業活動に活か事。

4.”何”で接点を分類すべきか?

マーケット参加者毎の、売り物への利用メリット認識の相違で分類すべき。


※.一般的には属性分割(年代、性別)、ランク分割(RFM/デシル)等があるが、そもそものマーケットの定義に立ち返れば、当然ここに帰着すべき。

5.”利用メリット認識”の相違はどこに現れる?

マーケット参加者の行動(利用/未利用)にのみ、正確に表出する。(口では何と言おうと)


1)少なからず価値を認めているものは利用する。

2)利用メリットが似通っていれば選択的に利用し、かけ離れていれば常に偏って/稀に同時に利用する。

ID-POSデータ中の”利用/未利用の痕跡”こそが、企業活動の方位磁針

一方のマーケット分野における価格変化が、
他方のマーケット分野における価格変化を誘導しない場合、
この二つのマーケット分野は互いにセグメンテーションされている。
                   エリヤフ・ゴールドラット 

意訳すれば、マーケットの境界線 = カニバリゼーション境界であるという事。

利用メリットがかけ離れていれば、カニバリゼーションは起こらない。

まとめ

ID-POSデータに見られる利用/未利用の痕跡から、

マーケットを顧客毎の利用メリット認識の相違で分割、
全ての商品業務に活かして行く事がID-POSマーケティング

BiZOOpeにおけるマーケット・セグメンテーションの例

マーケット・セグメンテーションMK|Tapir_MK


BiZOOPeにおけるマーケット・セグメンテーションの業務への活用例

利用メリットと並び順
採用順とレコメンド
来店に繋がるクーポンターゲット抽出

その他マーケット・セグメンテーション関連
・Tapir_MKによるマーケティングの教科書
・Tapir よくある質問
マーケット・セグメンテーションに関する参考文献

エリヤフ・ゴールドラット 著 三本木 亮 訳 ダイヤモンド社 刊
ザ・ゴール2ー思考プロセス