” ニーズが見える ” ID-POS分析
わたしたちの共通にして最大のステークホルダーである顧客ですが、商談室に入る事は叶いません
また、その大多数は物言わぬサイレントマジョリティーです
わたしたち自身でもある顧客の声なき声が、品揃え、棚割といった売場政策に反映され、三方よしとなれるよう
商談にはどうかID-POSデータをご利用下さい
マーケット = 商品の利用メリット に 顧客の価値観 が出会う接点
マーケティング = マーケット+ing = 商品‐顧客双方が変化し続ける接点を、改善し続ける仕事
これは 商品が顧客の目に触れる仕事すべて ですから定番であれ、販促であれ、商談室で上る議題のほとんどが、実はマーケティングそのものです
ID-POSデータの本質は年代でも性別でも無く、商品と顧客の間に接点があったという事の記録(接点記録)です
接点を改善する仕事を、接点を記録した道具で行えば、今より絶対に業績は上がる筈です
理屈では確かにそうかもしれないが、ID-POSで売上が上がるなんて俄には信じられないでしょう
それは道具が変わったのに、使い方や考え方がPOS分析の延長のままだからです
ID-POS=接点記録という新しい道具で私たちの基本的な考え方はどう変わるのでしょうか?
基本的な考え方は大きく以下2つです
1)顧客は併買をするので、ID数はその商品の中だけで閉じた数字ではありません
商品単体以上に、全体との接点数である事を意識する必要があります
3個売れてるからどちらも同じ?値入が良ければ商品1の方が大事?
2)ID数は全ての平均値を剥がした売上の源泉であり、それぞれのIDがそれぞれの価値観を持っています
提案は大事ですが、顧客の好む利用パターンに介入して平均値を増やすのでは無く、個々の主体性を尊重し、顧客満足を通じて ID数を増やすのが基本的な考え方です
利用行動 は大きく分けて併買/非併買の二つ
➡ 顧客接点数を確保するのに、順位だけでは不十分
顧客の利用目的や買い回りを理解した品揃え/売り場作りが必要
この2つの基本的な考え方を両立させる強力なロジック、それも実際に売り場で既に実証済のロジックを持つのがBiZOOPeです
非併買=目的、併買=買い回りなので、顧客の利用行動通りに配置をすれば、見つけ易く、選び易い環境に
➡ 利用体験の向上 と 売上増
各ウィンドウで最も利用 ID数の多い商品にレコメンドが付きます
レコメンド付き商品は「選択肢数=1とした時の品揃え」です
何を商品と定義するかが変わるだけで、基本的な考え方は部門政策/カテゴリー政策についても同じです
ID-POSの難しさは、わたしたち誰にとっても高いハードルですが、ID-POSの理解は顧客理解に通じますので、このハードルは謂わば、顧客理解の難しさです
多くの顧客の声なき声が、ID-POSデータの中に無為に埋もれ続けている現状が分かってしまった以上、難しいからと言って顧客を理解する事を避けて通る訳にはいきません
弊社サイバーリンクスは、商談にID-POSを利用する事を、流通業界の標準にしたいと考えています
これは、消費者であるわたしたち自身のためでもあります
顧客理解のハードルを乗り越えて行くことが、みなさまの芯からの強みとなる事を信じています
三方よしの流通実現のため、みなさまのご理解とご協力をどうかよろしくお願いいたします